動力ユニット待ちだったモハ205ですが、ヤフオクでカトーの205系動力ユニットを落札して届いたものを確認してみたら.....モハ204の床下機器が付いていました。まさかカトーはモハ204が動力車になっていたなんて想定外でした。素直にGMのコアレスを買えばよかったのかも知れませんが、高いしPWM制御に向かないらしいし....
既に動力を組み込むことを前提にリブを削って組み上げてしまったモハ205、さてどうするか。動力ユニットの床下機器を交換するのはこの写真を見てもかなり難しそうな事が判りましたので、電装化はモハ204に変更することにしました。モハ205は床下機器をそれっぽく作って内側のリブを復活させます。モハ204は逆にリブを削って動力ユニットを入れられる様に加工します。
まず海側機器。左からジャンク床下機器を切り次いでそれっぽく、蓄電池・整流器・弱め界磁リアクトル・主抵抗器・減流抵抗器・滑走検知装置・ブレーキ制御器・供給空気だめの順番に取り付けます。
続いて山側機器。左からアーススイッチ・遮断器・主制御器・励磁装置・断路器箱・母線ヒューズの順に取り付けます。
床下を艶消し黒で塗装。モハ205の床下1両分だけなのでエアブラシを出すのが面倒なので筆塗りでチャチャッと済ませます。エアブラシ用に希釈してあったので筆の2度塗りに丁度良い濃さでした。
車体側のリブを余った角型のランナーを貼り付けて復活しました。
モハ205に床板を嵌めて高さに問題がないかチェック。腰高にもならず大丈夫そうです。
モハ204の方は逆にリブを削って動力ユニットの嵌め込み具合をチェック。こちらも問題なさそうです。
まだ室内灯など付けていないのですが、ひとまず両面テープで仮に床下を付けて試運転。特に問題なく走る事ができました。