伊豆箱根鉄道5000系の製作②

既に購入済みのJR205系キットから切り出す手順を検討してみました。

まず先頭車の切り出しを検討。20m4扉から18m3扉にするため、実車の窓配置のイメージに一番近そうな感じで切ると下画像のように、連結面側にカットした乗務員室付近を接合するとちょうど良く収まりそうです。

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続いて中間車の切り出しを検討。中間車の場合は連窓が車端両方に来るので、2両から1両に切り出す事に。ドナーとなる車両は窓1箇所分以外は使わないという贅沢な切り出し方法になります(^^)。キットが4両分のセットなのでコレで3両分の車体が出来上がる予定となります。

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次に屋根です。実車観察の結果屋根はビード無しのツルツルで、ランボードも一体ではなく脚で浮かせた梯子のようなタイプだったので全部削ってツルツルにするしか無さそうです。国鉄101系の屋根板の余りもあるのですが、曲率が違うので使えませんでした。

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とまあ、検討は終わったのですが、最大の難関は顔です。試しにクハ205の顔面パーツにパテを盛ってみたのですが、額縁に当たる部分が薄い感じでイメージとちょっと違う感じがします。色々探してみたのですが、見つけたのはコレ。

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GMから発売されている「95-3 103系用改造パーツ」です。これは101系板キットから103系に改造するためのパーツが一通り揃っているものですが、何故か103系とは車体幅が違うため使用する事ができない兄弟車である伊豆箱根鉄道駿豆線3000系(軽量ステンレス車)の顔が付属しています。なんでコレがここにいるのか意味不明なのですが、この顔を真ん中で切って幅を狭めて裾絞りを無くせば5000系の顔に近づくんじゃないかと思い、台車FS372とパンタグラフPS16と一緒にヨドバシカメラに発注しておきました。届いてから実物を見て使えるかどうか考えてみます。