伊豆箱根鉄道5000系の製作⑦

今回は屋根上ディティールを行いました。特に中間車のモハ5000形のまあそれは見事な配管を再現すべく頑張ってみました。と、簡単に書いていますが、屋根上の製作は流石に手間がかかるので時間が掛かりました。ここまでで3日掛かったのですが、まあ趣味の事なので楽しいですね。こういった集中力は本当にストレス解消になります。

実車の屋根を観察すると、回生ブレーキも無い抵抗制御車とは思えない重装備で、2丁パンタに配管ウジャウジャです。みた感じでは京急1500形の屋根に近いのですが、京急回生ブレーキ車なので離線対策で2丁パンタにしなければいけない理由があるのです。が、こんな低速でトロトロ走る鉄道で抵抗制御だけですから、オーバースペックの感が否えないのは正直なところです。

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模型的に見れば配管ウジャウジャの方が面白いのでこれでアリなので、早速製作に入ってみました。まず屋上をツルツルの状態にします。

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ランボードを貼り付けた後鉛筆で配管の下書きをします。

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その上に現物合わせで0.3mmステンレス線(一部銅線も使っていますが)を曲げながら接着していきます。配線の接着が乾いたら、別色で塗装する予定のパンタグラフと冷房装置以外の部品を接着します。

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両方の先頭車にもランボードと無線アンテナを接着します。無線アンテナは形状が似ているカトーの「Z04P1021・東急電鉄4109アンテナ(青灰)」を使用しました。東京メトロが絡むVHF帯の空間波を使っている会社(の親会社の西武)は大体アンテナはこんな感じですね。

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車体の一通りの部品装着が完了しました。次は床下機器に入って行こうと思います。