伊豆箱根鉄道5000系の製作⑨

今回は塗装を行います。塗っていく順番はMr.(65)インディブルー→Gaia(1001)ライトステンレスシルバー→Mr.(31)軍艦色1で行います。まずはインディブルーから。インディブルーはエアブラシではなく缶スプレーの在庫があったので缶スプレーで。特に塗り分けは無いので塗りムラが無い・タレないように気をつけるだけです。

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インディブルーを乾かしている間に床下の塗装を。チョチョっと筆塗りで行いました。ねずみ色1号でも良かったのですが、近似色でどこでも手に入る軍艦色(1)を使用。見た目は並べてみない限りほぼ変わらない(と思う)ので、安く文房具店でも手に入る軍艦色(1)はオススメです。

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床下を乾かしている間に車体が乾いたので、青い帯の部分をマスキングします。腰板部の2本は1.0mm・幕板部の1本は0.7mmのテープを使用しました。前面はマスキングテープを細かく切って、隙間はマスキングゾルを併用しながら丁寧にマスキングを行います。

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ここまでで塗装1日目の作業が終了。しばらく乾かしておきます。

 

引き続き2日目。SNSのグループで教えていただいた、帯色と同じ色をもう一度吹いてから上の色を吹くと帯の滲みが防げる、という手法を使ってみました。マスキングを行った真っ青の車体にもう一度インディブルーを吹いてさらに真っ青にします。

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青が乾いたらライトステンレスシルバーを吹きます。エアブラシで丁寧に吹いていきますが、明るい光沢を出すためになるべく近づけつつタレない程度に調整しながら側面全体に吹いていきます。

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そしてドキドキのマスキングを剥がす作業です。全く滲みが無い綺麗な帯が現れました。ただちょっと青が濃かったかな〜。もう少し薄い青でも良かったかも知れませんが、検査明けだとこれくらい青いのかも知れないのでまあ良しとしますか。

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 次に屋根以外をマスキングします。

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パンタグラフや冷房装置などは割り箸にマスキングテープで貼り付けて吹き付ける準備をします。

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まず屋根を軍艦色(1)で吹きます。全体的にムラなく吹くだけなのです。エアブラシなのでタレてくる事は滅多に無いのですが、一応気をつけながら。

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屋根を乾かしているうちに屋根上機器にMr.(8)シルバーを吹きます。これも在庫があったので缶スプレーで。塗り分けも無いのでまあ難しい事は無いですね。

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屋根が乾いたら細かい部分を面相筆で修正して、前面Hゴムに黒・ライトの縁に銀を差します。どちらもマッキー極細でチャチャっと済ませました。

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屋根上のパンタグラフと冷房装置をゴム系接着剤で取り付けて、車体はひとまず出来上がりました。出来栄えをチェックするため床下と組み合わせてレールに乗せてみました。....ニヤケちゃいますね、この瞬間。

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 この後は車体表記の作成と貼り付け、まだまだ作業は続きます。