113系1000番台横須賀線の製作⑩

探していたモハ112のT車が手に入りました。本当はベンチレーター・冷房が一体整形で塗りにくいカトーよりもトミックスが欲しかったのですが、バラで手に入りにくいので手に入れられるモノを押さえておきました。これでようやく11両基本編成が揃いました。

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湘南色を剥離しているのに湘南色の塗料を買う矛盾(笑)、 と言うのも他に湘南色115系を並行して製作しているためで、横須賀色の115系湘南色に、そしてこの湘南色113系を横須賀色に塗り替えるという非常に手間のかかる馬鹿馬鹿しいことをしてしまいます。という事で、モハ112をIPAに漬け込んで塗装を剥離してしまいます。

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車体の塗装を剥離している間に、屋根の加工を行います。カトー製の113系はベンチレーターが屋根と一体成形となっているので、編成を組む他の10両と見た目が随分と変わってしまいますので、ベンチレーターをGMキットと同じものに交換します。

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外した屋根です。このように全てのパーツが一体成形となっています。パンタ周りの配線類はそのまま生かすとしても、ベンチレーターがやっぱりねぇ...

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裏からパテで穴を埋めて、表側からベンチレータをバッサリ切り落とします。そうするとフラットな屋根の出来上がりです。

ここまでできてしまえば後は塗り替えるだけです。と言う事で横須賀色に塗ってしまいましょう。

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塗装は他の車両と同様でセオリー通り、クリーム色1号→青15号の順番にエアブラシで吹いていきます。マスキングさえ丁寧に行えばそんなに難しい塗装ではありませんね。屋根は軍艦色(2)と冷房装置は銀、ベンチレーターはねずみ色1号で塗りました。それ以外の途中の作業は他の車両と一緒なので割愛します。

出来上がりがこちらです。

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他車と同様に特注インレタで車番・表記類を貼り付け、窓にはテプラの切れ端で広告もどきを貼り付け、行先方向幕には「逗子」を入れて出来上がりです。

これで11両全ての車体が出来上がりました。これからは室内灯やその他の加工を行なっていきたいと思います。