自作LED室内灯の取り付け

以前、グリーンマックス製キットに室内灯を取り付けるという記事を書きました。その時はグリーンマックス製台車を使用していましたが、GM台車に自作集電板を使ったためちゃんと調整をしないと走行抵抗が大きくなってしまう場合がある弊害がありました。

昨年製作した113系1000番台横須賀線は集電板が標準で装着されているカトーねじ止め台車を使用したため、走行抵抗で悩まされることも無くなりました。室内灯の取り付け方法も変わったので備忘録も兼ねてまとめてみます。

カトー製の完成品は集電板が床下に装着されている燐青銅板と接触してオプションの室内灯のバネを介して導電されていますが、自作品でわざわざ接点を増やすと接触不良などのトラブルの要因となるので、極力接点は設けないよう考慮しました。

 

①台車の集電板にマグネットワイヤーを半田付けします

集電板にフラックスを少量塗ってφ0.1mmのマグネットワイヤーをチョンと半田付けします。あまり長時間半田こてを当てると台車が溶けてしまうのでフラックスを使って短時間でつけるようにします。

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②台車を装着し、コの字に曲げた銅板に半田付けします

台車を装着してからマグネットワイヤーを銅板に半田付けします。

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③反対側の台車も取り付け、銅箔テープに半田付けします

反対側の台車も装着し、幅3mm程度に切り出した銅箔テープに半田付けします。半田付けが終わったら銅箔テープを床板に貼り付けます。反対側は銅板に銅箔テープを半田付けし、銅板を両面テープで固定します。半田付けより先に銅箔テープを貼り付けてしまうと床板が溶けてしまうので、この手順で行います。

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④予め作成しておいたテープLED室内灯を半田付けします

テープLEDの作成方法は以前の記事と同じなので割愛します。コの字に曲げた銅板に室内灯を半田付けし、ボール紙で支えを作成しテープで固定します。

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⑤車体を戻して完成です

車体を被せて点灯状態を確認します。

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