グリーンマックス製キットに室内灯を設置する作業をまとめてみました。1両あたり時間は1時間程度、コストは200円程度の安価に作成できます。
■準備するもの
①テープLED Amazon等で売っている12V用白色 旧型客車等では電球色でも良いかも
②ブリッジダイオード 整流するために必要
③銅板 集電や固定に使用 0.1mm厚のもので大丈夫
④スプリング 集電に使用 カトーのカプラースプリングが丁度良い大きさです
⑤工具 半田ごて・ニッパー・ハサミ・ピンバイスなど必要に応じて
■手順
①集電板を作成します。0.1mm銅板に13.5mm間隔でφ2.5mmの穴を開けてKATOのカプラースプリングを半田付けします。今回はDT50に装着するので13.5mmになりましたが、この間隔は装着する台車の軸距に合わせて穴を開けてください。穴を開けたら下の写真のように穴の中央の部分にスプリングを半田付けします。
②台車にもφ2.5mmの穴を開けてスプリングを通して台車に装着します。車輪は中空軸でないとこの手法は使えませんので注意してください。調整しないと走行抵抗が非常に高くなってしまいますので、装着して押しても動かないようなら穴を調整してください。これが結構手間がかかるところで、市販製品はホント精度が高いんだなぁと実感するところです。
③床板に0.1mm銅板で接点を作ってゴム系接着剤で貼り付けます。スプリングが接触する部分は抵抗を下げるため細かいヤスリで削るなどして表面を綺麗にしておきます。
④室内灯はテープLEDにブリッジダイオードを半田付けします。長さは100mm程度にカットします。私の場合は6個/100mmの白色光を使いました。
⑤床板からコの字型に銅板を伸ばし、ブリッジダイオードの交流側を半田付けします。テープLEDはボール紙で補強して平らになるよう設置します。
⑥車体を被せて出来上がりです。
市販製品でフル編成の室内灯装着は結構コスト的に大変ですよね。この手法を使えば安価に室内灯フル装備が出来ます。ポ○ンなどの貸しレイアウトで室内灯フル装備はちょっと鼻高々な気分を味わえます(^^)