カトー完成品に自作テープLED室内灯を付ける

カトー完成品に自作テープLED室内灯をつけてみました。

今回室内灯を付けるのはこちら。

我が地元東海道線を走るE233系3000番台ですね。ヘッドライト・テールライト・正面行先LEDは標準で光るのですが室内灯はオプション設定でそこそこの値段がします。定価だとクリアタイプで1両¥792、6両分セットで¥3,960もします。東海道線のような編成モノだとかなりの価格になるので、室内灯ごときにそんな出費するなら電気機関車の1両でも買った方が幸せになれるような気がします。

それでは始めましょう。

①車体を分解します

台車を外した後、床板を外して内装とライトユニットを外します。特に内装を外す時に爪を折らないように注意してください。結構固くハマっているので力任せにせずゆっくりと作業しましょう。ライトユニットも戻す時のために表裏を確認しておきましょう。

②集電板に予備ハンダを流します

集電板に予備ハンダを流します。プラを溶かさないようにラジオペンチで持ち上げてフラックスを塗り短時間でチョンと行いましょう。

③集電板に銅線をハンダ付けします

手持ちのφ0.3くらいの銅線を4cmにカットし被覆を剥がしてハンダ付けします。太さは何でも良いのですがあまり太いと床板と内装の間を通せなくなってしまうので注意してください。実は半田付しなくても銅線を差し込むだけで通電はできるのですが、摺動部分を減らして確実な通電を行いトラブルを少なくしたいのでハンダ付けを行いました。

④内装を戻し銅線を約1cmの長さで折り曲げます

内装を戻してから約1cmの高さになるように銅線を90度折り曲げます。折り曲げた部分に自作LED室内灯をハンダ付けすることになります。

⑤自作LED室内灯をハンダ付けします

自作LED室内灯の作成方法はこちらを参照してください。ダイオードブリッジの足を180度広げて先ほどの銅線にハンダ付けします。室内灯は軽いのでこの程度で充分支える事ができますが、ダイオードブリッジの足が折れやすいので注意してください。

⑥室内灯ユニットを透明板で支えます

前回同様、コストコのクロワッサンの空箱を再利用して支えをつくります。幅はLEDが貼り付く程度でOK。給電側は約1cm、反対側(この写真では乗務員室側)は7mm程度、LED室内灯を貼り付ける部分は約11cm程度にコの字型に曲げて使用します。中間車なら12cmがちょうど良いです。経年劣化で反らないように厚みを追加しても良いでしょう。確実に行うにはある程度の厚さのプラ板でも良いですね。あとテープLEDの糊は劣化してくるので剥がれないようにテープで補強しておくことをオススメします。ボディに組み込む前に点灯チェックを行い、問題がない事を確認しましょう。

⑦ボディを装着し完成

実物同様、窓が緑色に着色してあるので白色LEDでも緑っぽく光ってますね。イイ感じに光ってます。

※この改造を行った結果による責任は一切負いませんのでご了承ください。行う場合は自己責任で!!