EF81の車体更新

昔むかしの昭和時代に購入したEF81がありますが、車体もボロボロだし今見ると色々と汚く手を入れてあります。まあ中3〜高1頃なので色々やりたかったんでしょうね。ナンバーはEF81 93とモールドされているので車番の変更はできないようになっています。スカートも金属製で当初は無塗装だったもので、ねずみ色1号で塗ってあります。

さてこのEF81 93ですが、実車はどうだったかというと昭和48年(1973)三菱電機三菱重工製で新製からずっと田端機関区所属で主に常磐線を走っていました。国鉄分割民営化時にはJR東日本所属となり引き続き田端運転所所属で主に「ゆうづる」牽引で活躍していましたが、北斗星牽引機に抜擢されて平成元年(1989)にはいわゆる「星ガマ」と言われる赤2号に流れ星ペイントが施されました。残念ながら平成23年(2011)に廃車となっていますが、38年と鉄道車両としては長寿の部類になるかもしれません。

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まあちゃんと走行はできますしライトも点灯しますが、ライトも電球なので今時のPWMでも常時点灯しません。足回りは調子が良いので清掃程度で良さそうですが、車体の汚さとライトの暗さがちょっと気になるところなので、下記のメニューで更新工事を行う事にしました。

  1. ライトのLED化
  2. 窓の透明化
  3. テールライトの手直し
  4. 手摺りの手直し
  5. 全塗装

ライトのLED化はライト基板を加工します。まず電球を外して電球色LED(φ3mm)に交換。そのままでは定格を超えてしまうので1kΩの抵抗を直列に入れます。

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左が加工前、右が加工後です。

窓が遮光のためにグレーの一体パーツでできているので、透明塩ビを曲げて切り出して窓にはめて透明化しました。テールライトは市販のタヴァサ PN009 新型テールライトAをIMONで購入して取り付けました。そのままではダイキャストと干渉してしまうので、取り付ける際に短く切ってから接着しました。手摺りは銅線をそれっぽく曲げて取り付けます。

それでは実車どおりに星ガマ塗装やってみますか、という事でエアブラシを購入してイイ気になっているので(笑)、星ガマにする事に決定。近所の事務キチでMr.カラー(81)赤2号を買ってきて塗装してみました。

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車体は赤2号、流れ星はマスキングテープをコンパスで円を描きながら切り出して流れを作成。星はダイソーのネイル用テンプレートで丁度良い大きさの星があったのでこれでマスキングを行って銀色を筆塗りしました。

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組み上げるとこんな感じになりました。あまりアップにするとボロが目立ってしまうのでこの程度で勘弁してもらいましょう。LED換装のお陰で停車中にもライトが点灯するようになりました。

機関車は出来上がったのですが、牽引する客車が無いんですよね。どうしましょう.....