今回はヘッドライトの点灯化を行います。いつもの砲弾型LEDで作ろうと思ったのですが、相模線の205系は前照灯がハロゲン電球からLEDライトに換装されています。
どう見ても電球色ではなくて白色ですよね。在庫の電球色LEDでは雰囲気が違って見えてしまうので、在庫の白色チップLEDと赤色の砲弾型φ3mmLEDを使用して作成する事にしました。
まずはチップLEDにスイッチングダイオードと抵抗のはんだ付けです。チップLEDのサイズは3528(3.5mmX2.8mm)で、そんなに小さくないのではんだ付けは楽です。アノードにダイオード・カソードに抵抗(1kΩ)を付けます。
はんだ付けした側の折り曲げてある足は切断しますが、反対側の足はそのままにしておきます。はんだ付けが終わったら点灯のチェックをします。手戻りを防ぐためにも中間検査は大事ですから。
アノードに+、カソードにー電圧をかけて点灯するか確認して、次に逆電圧をかけて消灯するか確認します。これで上から見て左側が+になる時に点灯するようならOKです。
次にユニバーサル基板に実装していきます。
まずユニバーサル基板を6X4に切り出します。横6穴が車体幅にぴったり合うサイズで丁度良いです。縦4穴は適宜サイズに合わせれば良いのですが、GMキットだとこのサイズが実装しやすいサイズです。基板に砲弾型(φ3mm)赤色LEDをアノードが右に来るようにチョン付けで仮止めします。
赤色LEDにスイッチングダイオードと抵抗(470Ω)付けて、右側のカソード・左側のアノードの足を立てておき、予めダイオードと抵抗を付けた白色チップLEDを取り付けます。白色LEDの残しておいた足を左右に曲げて、それぞれ赤色LEDの足にはんだ付けしておきます。
白色LEDのダイオード・抵抗部分をビニールテープで絶縁して、立てておいた赤色LEDの足をはんだ付けします。これで回路は出来上がったので改めて通電チェックします。Nゲージの規格では左+・右ーの時に前に走る事になっているので、左+・右ーの電圧をかけて白色LEDが点灯するか確認します。これは大丈夫ですね。
今度は逆方向の電圧をかけて赤色LEDが点灯するかチェックします。これも大丈夫ですね。確認が終わったら車両の床板に実装します。