167系H11編成の製作④

塗装作業に移ります。

まず傷消しとチェックを兼ねてサーフェイサーを吹きます。いつものMr.サーフェイサー缶スプレーをさっと吹きます。特に問題なさそうなので塗装作業続行です。

ここからはエアブラシを使用します。まずGMカラー(3)黄かん色から吹きます。今回はとにかく綺麗に仕上げたいと思ったので薄めに3回吹いてみました。なんとか市販車レベルの表面の滑らかさが出たかなぁ。

続いてマスキングを行いGMカラー(13)緑2号を吹きます。こちらも薄めに3回塗りしました。

屋根にMr.カラー(32)軍艦色2を吹いて車体の大まかな塗り分けが完了しました。113系と異なり塗り分けラインが直線しかないのでそんなに難しい事はありませんでしたね。マスキングを剥がした時のワクワクが良いですね。

床下は艶消し黒で塗装します。クハ165はMG装備・水タンク撤去した姿に加工、モハ167は水タンク撤去した姿に加工を行っています。クハ167の床下はジャンクのクハ165からそのまま利用しています。

続いて仕上げていきます。屋根上の冷房装置、押込型ベンチレーターをねずみ色1号に塗り、穴開けした位置にゴム系接着剤で貼り付けます。分散型クーラーAU13は若干浮いた感じになるので、接着剤が乾くまでt0.4のプラ板で浮かせて取り付けました。取り付けが終わったら客扉ステップにタミヤエナメルカラーXF-16フラットアルミ、洗面室窓枠はポスカ灰色、Hゴムはマッキー黒を差します。色差し完了したら特注インレタでJRマークと車体表記を入れてトップコート半艶を吹いたら完了です。

クハ167は順調に作業が終わったのですが、モハ167の方でトラブル発生。傾斜型押込ベンチレーターの穴位置がズレていることが判明しました。これは穴開けし直すしかないので、ランナー引き伸ばし線で穴を埋めて再度穴を開け直しました。

面倒ですがこの1両だけ屋根の塗り直しです。マスキングを行って軍艦色2を再塗装しました。

モハ167も同様の仕上げ作業を行い、これで一通りの作業は完了です。