113系1000番台横須賀線の製作⑧

車体の加工は終わったので、足回りの加工を。

今回はGMの台車ではなくカトーのビズ留め台車にしたので、ボルスタ部を加工します。ピンだけGM台車から移植して留めても良かったのですが、車高調整も兼ねてボルスタ部にタミヤ のφ3mmプラ棒を接着。M2ネジでとめてみました。集電板もそのまま使えるように溝も彫りました。ただ床板が厚いので、カトーの集電板では長さが足りないかも知れませんので今後調整してみようと思います。f:id:khk2101:20201208193409j:plain

久里浜寄り先頭車のクハ111-1300は将来の増結を考慮してTNカプラーを装着します。GMキットにTNカプラーを取り付けるには、床板をTNカプラーの長さでカットして床板の厚みの分だけ凹ませて板を接着します。TNカプラーは爪で嵌め込む事はできないのでゴム系で接着します。先頭車なのでカプラーにはスカートも現物合わせで形状をカットして接着します。

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カプラーをカットした台車をねじ止めして干渉しないか・ちゃんと回転するか確認します。

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これでほぼ出来上がりです。

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 東京寄り先頭車のクハ111-1000は3連のジャンパ栓受けが特徴的ですので、トレジャータウンのホース付きジャンパ栓を装着します。スカート側ジャンパ栓を削ってホースと干渉しない様にします。ただ、金属製のパーツなのでTNカプラーと干渉して取り付けができませんでしたので、こちら側はダミーカプラーを装着しました。実車も東京寄りには増結しないので連結できなくてもあまり影響はないので、連結機構には目を瞑りましょう。

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車体側に3連のジャンパ栓受けを接着します。

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これで両側の先頭車が出来上がりました。室内灯とヘッドライトはまた今度付けましょう。

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 これで走れる状態になったので試運転です。横須賀線基本編成は11両なのですが、まだ揃っていないので6両編成で房総ローカルな編成で。

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クハ111-1049・11号車 東京寄り先頭車です。トイレにある方向幕は盗難防止で幕が装着されず白い板で塞がれている姿をイメージして白に塗りました。

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モハ113-1208・7号車 ほぼ素組みです。

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モハ112-1208・6号車 モーター無しで組んでいます。

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 モハ113-1149・3号車 これもほぼ素組みです。

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モハ112-1149・2号車 トミックスの動力ユニットを装着しました。

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クハ111-1370・1号車 久里浜寄り先頭車・前面強化の鉄仮面です。こちら側の先頭車には床下にコンプレッサーがついてます。

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 ほぼ出来ましたが、なんか顔が物足りない様で.....

113系1000番台横須賀線の製作⑦

最近作って来た車両の車体表記は白ではなかったので、プリンターやセブンイレブンの出力サービスを使えばデカールが作成できたのですが、横須賀線113系は表記が白文字なのでプリンターで作成する事ができません。市販のインレタもあるのですが、希望の車番を貼り付けるのは結構大変そうなのでオリジナルのインレタを発注してみました。

ネットで安いところがないか検索したところ、アドマさんで格安アウトレットインレタというものがヒットしました。これは素材の切れ端を有効活用したものだそうで、サイズは35mmX118mmという小ささですがNゲージであれば十分な大きさで、ネガ作成・送料込みで¥1000という破格値です。版下も一般的なイラストレーターの他にもフリーソフトInkScapeでもOKで、原稿を作成しメールで添付して発注します。私の場合、MacでInkScpaeを使って版下を作成しました。もちろんWindowsでも同様に作成できます。フォントは文字化けを防ぐためパスのアウトライン化を行います。(文字選択後「パス」→「オブジェクトをパスへ」を行います。)

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こんな感じで作りました。ちょっと詰めすぎた感じですが、周囲にスペースを入れて作成します。市販されていないJRマークも一緒に作っておくと良いでしょう。

日曜に発注メールを送ったところ休日なのに偶然メールをチェックしていただいたそうで、すぐに作成OKの返事をいただき月曜朝に落ちる様に入金。木曜には出来上がって郵送されてきました。
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出来栄えはもちろんバッチリ。細かい検査表記などは潰れてしまってますが、解像度がそこまで高くないので仕方ないところです。走行重視のモデルなので雰囲気が掴めればOKなのでこれで問題ありません。

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ネガも一緒に郵送していただけたので、次回はこのネガを使えば同じ物ならさらに安く作れます。まあ同じものは作らないと思いますが....有り難いサービスです。

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早速インレタの貼り付け。保護紙の上から竹串で擦って貼り付けます。非常に貼り付けやすくてペタっと綺麗に貼り付けられました。

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エンド表記(②)ATS表記([SN][P][C])・所属表記(横フナ)・車両番号表記・ドアコックの▼マーク・JRマークを貼り付けました。表記が付くだけで命が吹き込まれた感じです。

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6両全てにインレタを貼り付けました。所属表記・エンド表記・ドアコックの▼が精密感を引き立てますね。思わずニヤニヤしちゃいます。

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 次はトップコートと足回りの作成です。

西武特急乗り鉄&長瀞の紅葉

妻から「誕生日のプレゼント何がいい?」と聞かれたので、即座に「切符」と答えた私....妻からのプレゼントの電車賃で、有給消化も兼ねて西武鉄道の特急を乗りまくって秩父の紅葉を愛でる鉄活動を行ってきました。

いつもの茅ヶ崎駅から出発です。そのまま湘南新宿ラインを乗って行っても良いのですが、そのままJRだけ乗っても面白くないので藤沢から新宿まで小田急に乗ることにしました。

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藤沢からは急行(相模大野から快速急行)新宿行きに乗車。始発駅だけあって着席できました。座って新宿までのんびり乗る事ができたのでここは乗り換えて正解だったようです。

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新宿に定刻で到着し乗り換えます。一般的には秩父に行くなら池袋から西武池袋線に乗るのですが、なぜか秩父へ行くのに西武新宿から西武新宿線に乗車します。

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朝の下り特急はガラガラで、余裕で特急券が取れました。券面を見ての通り、まずは古い方の特急・レッドアロー(NRA)に乗るのが目的です。

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特急小江戸が到着するまでは撮り鉄で楽しみます。新宿線系統はまだまだ2000系が多数走ってますね。偶然トップナンバーも撮影できました。

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ドラえもんGO!も撮影できました。残念ながらちょっと影になってしまいました。

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NRAの小江戸号が到着しました。池袋線系統はLaviewに置き換えられましたが、新宿線系統の特急はまだNRAの活躍が続きそうです。Laview8両じゃ本川越の中線に入れないですからね。

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いかにも昭和末期〜平成初期のシンプルな内装です。座席の座り心地も程々の柔らかさで良いですね。

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途中の東村山までは朝ラッシュ返しの糞詰まり状態でノロノロが多く、まともな速度で走るようになったのは所沢の手前くらいからでした。それでも50分程で本川越に到着しました。川越も楽しい街なのですが、今回は観光せずそのまま東武東上線に乗り換えます。

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さらに西へ向かうのに、西の電車から東の電車に乗り換えました。本川越駅西口ができたおかげで、本川越〜川越市の乗り換えが10分掛からずに行かれるようになりました。便利になりましたね。以前は西武の駅をぐるっと回らないといけなかったのに。

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到着した急行小川町行きは30000系のトップナンバー編成でした。昔この車両は東武伊勢崎線から乗り入れて来ていたので東急田園都市線で乗った事があります。まさか東横線と繋がっている東上線で再会できるとは。

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小川町まで急行という名前の各駅停車で40分ほど。小川町で寄居ゆきに乗車。東上線系統にもまだ8000系って残っていたんですね。リバイバルのツートン塗装でした。

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寄居駅に到着。ここで秩父鉄道に乗り換えます。こんな田舎なのに3社(JR東日本東武鉄道秩父鉄道)も乗り入れるターミナル駅です。JRと東武ICカードが使えますが、秩父鉄道は使えないので切符を購入して乗車。

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秩父鉄道の車両は様々いますが、今回来たのは元東急8090系でした。この車両はライトの位置がちょっと高くなった8090系2次車ですね。先頭車はオリジナルですが電装されてモーター車になっていました。この車両、昔東横線で乗ったなぁ。

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途中の駅で石灰石の貨物列車と交換。未だに貨物営業している私鉄も貴重です。特に石灰輸送はここ秩父鉄道と三重の三岐鉄道が有名ですね。

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20分弱で長瀞に到着。ピカピカに晴れて空が綺麗に青く抜けていますね。お腹が空いたのでまずは腹ごしらえから。

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さすが観光地だけあって食べるところは苦労しないで見つかりました。「はやし」さんで杓子菜めしと蕎麦のセット(¥1150)をいただきました。しっかりと漬けられた杓子菜をまぜご飯にしたもので、野沢菜などの漬物好きには堪らん味でした。ちなみにこのお店、出川哲朗さんがロケでバイクに充電していたお店でした。入り口にスイカシールが貼ってありました(^^)

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食事の後は岩畳で紅葉を満喫。とにかく広いので多少人がいてもソーシャルディスタンスは充分保てました。ちょうど見頃で見事な紅葉でした。

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岩畳沿いに遊歩道を隣の上長瀞駅まで歩きました。駅間は1kmちょっとなのですぐ到着。この上長瀞駅の雰囲気はまるっきり昭和です。さすがに自動券売機はありましたが、窓口の造作は昔の国鉄ローカル駅を彷彿とさせる雰囲気です。

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上長瀞から御花畑まで再び秩父鉄道で移動。御花畑駅から西武秩父駅はすぐ隣です。

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帰りの特急もすぐ取れたので、電車が来るまでお土産を覗いて楽しみます。先日三島に行った時には甘いものだったので、今回はおかずになる豚肉の味噌漬けを購入。地元神奈川も豚漬けは有名ですが、秩父の方が塩辛いみたいなので、どんなものだか楽しみですね。19日から食べ頃になると書いてあるので、お楽しみという事で。

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Laview到着。半球の前面と銀色の車体、巨大な窓と個性たっぷりの外観です。

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肘掛よりも窓の下辺が低いという今までにないデザイン。これは凄いですねえ。

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今年(2020年)のブルーリボン賞を受賞したので記念マークが貼り付けられていました。

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車内です。黄色いシートが個性的です。座り心地はわりと硬めで、ちょっと幅が狭い感じです。これは好みですが、同じ西武ならNRAの方が座り心地が良いように感じました。せっかくデザインは良いのにちょっと残念。

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西武秩父を出てすぐに非常動作。車掌さんの放送では誤作動と言っていましたが、所沢手前でも非常停車してしまいどうも調子悪そう。ホントこの車両大丈夫なんでしょうか...ちょっと不安になりつつも定刻で池袋に到着しました。

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池袋からは湘南新宿ライン特別快速で一気に茅ヶ崎まで帰ります。秩父から乗り換え1回で帰って来れるなんて、秩父って意外と行きやすいところなのかも知れませんね。

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途中沿線火災があり10分遅れで茅ヶ崎に到着。

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今回は行きの茅ヶ崎→藤沢の東海道線が座れなかっただけで、あとは普通電車も全ての行程で座る事ができました。西武の特急はどちらかと言えば通勤特急という感じでしょうか。小田急東武みたいに観光用(スペーシアVSE/GSE)とビジネス用(りょうもうやEXE/MSE)に作り分ける事をしていないので、見た目は良いものの何となく造りがどちらにも中途半端と言った感じでした。悪くはないんですが、何かが足りないような...



113系1000番台横須賀線の製作⑥

先週の休みにクリーム色1号の塗装まで進めて、今週も塗装の続きです。と、その前に。

ヨドバシ.comで今回組んでいる113系量産冷房車の中間車2両キットが在庫僅少と表示されていたので購入してしまいました。合わせて台車も購入したのですが、取り付け方法がピンでは無くねじ止めなのでボルスタ部を加工する必要があるものの走行抵抗も少ないGMでは無くカトーの集電台車を買ってみました。

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取り付けは追々やっていくとして、まずは2両の組み立てから。先に組み立てていた中間車と同じく箱型に組み立ててから屋根上配管を行ないました。

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右が先に組み立てたクリーム色1号に塗ったモハ112-1000です。真ん中が追加で組み立てたモハ112-1000ですが、ほぼ同じ出来栄えになりました。配管がモールドのままとでは見栄えがだいぶ変わってきますからね。とにかく手間をかける事が面白いんです。

ここまで組んだらサーフェイサーを吹いて組み立ての確認と傷けしを行なって塗装の工程に戻ります。横須賀線113系は一般的に「横須賀色(スカ色)」という青い海と白い砂をイメージした色になっていますが、Nゲージに換算すると窓周りのクリーム色の幅が7.5mmになります。手順としては薄い色から吹いていくのがセオリーなので、先にクリーム色1号を吹いてから窓周りをマスキングして青15号を吹きます。窓周りをマスキングするのに最初から7.5mm幅のマスキングテープがあれば便利なのに...と思ってダイソーを見ていたら、あるところにはあるんですねぇ7.5mm幅のマスキングテープが。女子向けの製品でハート模様ではありますが(笑)、マスキングテープという商品名で売っているので本来のマスキングの用途で使用します。

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我ながら良いモノを買ったと自己満足で早速マスキングテープを貼ってみると、確かに7.5mm幅ピッタリなのですが車体側に凹凸があるので7.5mmでは幅が足りず、結局2枚重ねをするハメに。結構厚手なので凹凸にしっかりと押し込むのに爪楊枝でゴシゴシしないといけません。これなら薄手のタミヤの6mmテープを重ねたほうが使いやすかったかもしれません。まあ100円だから良いか。娘にあげてしまおう。

マスキングが終わったらもう一度クリーム色1号を吹きます。

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なぜ意味が無さそうな塗装をするかというと、こうすれば隙間があってもクリーム色1号で埋めてしまえば滲みを防ぐ事ができるからです。手間は掛かりますがトラブルを未然に防いで帰って手間が掛かってしまう無駄を無くそうという事です。

次にやっと青15号を吹きます。この色は隠蔽力が強いので2回重ねるだけで綺麗に仕上がりました。濃い色は簡単ですね。

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最後に屋根を軍艦色(2)で吹きます。これは缶スプレーの在庫があったので缶スプレーで。屋根布を張っている国鉄型車両はこれくらい濃い方がしっくりきます。

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大まかな塗装はこれで出来上がりです。屋根を乾かしている間に冷房装置を銀色、ベンチレーター等のパーツをねずみ色1号、床下機器を艶消し黒に吹きます。

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一通りの塗装作業が終わりあとは面相筆でタッチアップして細かいパーツの取り付け....なんて思っていたら、クハ111-1000の屋根上にゴム系接着剤を垂らしてしまう大失態を犯してしまいました(涙)

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幸い被害は1両だけで済んだので、屋根に付いた接着剤が乾いたら綺麗にはがしヤスリがけ→サーフェイサーを吹いて、軍艦色(2)を吹いて出来上がり...と思ったら、缶スプレーがブスブス行って空になってしまいました。やっぱりよく使う標準色は在庫を切らさないようにしないとなぁ。モデラーあるあるです。

仕方ないので近所のホームセンターで瓶を買ってきて段取りで1時間・塗る時間2分という時間配分でエアブラシ塗装しました。1両だけ塗るのも勿体無いので、長い事眠らせていた昭和時代のGM一体整形キットのクハ111-0の屋根も一緒に塗ってしまいました。

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スカ色も良いですが、湘南色も良いですよね。ひとまず今回の作業はここまで。

 

撮影記録 2020/10/22,26

在宅勤務で運動不足になってしまうので、近所の踏切まで趣味を兼ねてウォーキングをしてます。朝は本数が多いので旅客・貨物とも楽しめますね。下り列車はどうしても逆光になってしまうので、曇りの方が綺麗に撮れたりします。

 

2020/10/22 2059レ EF210-308

2020/10/22 2059レ EF210-308[吹] 西濃運輸カンガルーライナー

Nikon D7200 Ai AF VR Zoom-Nikkor ED 80-400mm F4.5-5.6D 1/800 F8 ISO2000 

 

2020/10/22 2826Y 湘南新宿ライン E231系コツS-28編成

2020/10/22 2826Y 湘南新宿ライン E231系コツS-28編成

Nikon D7200 Ai AF VR Zoom-Nikkor ED 80-400mm F4.5-5.6D 1/640 F8 ISO2000 

 

2020/10/22 3726M 湘南ライナー6号 215系コツNL2編成

2020/10/22 3726M 湘南ライナー6号 215系コツNL2編成

Nikon D7200 Ai AF VR Zoom-Nikkor ED 80-400mm F4.5-5.6D 1/640 F8 ISO2000 

 

2020/10/22 5082レ EF210-153

2020/10/22 5082レ EF210-153[岡]

Nikon D7200 Ai AF VR Zoom-Nikkor ED 80-400mm F4.5-5.6D 1/1250 F8 ISO2500 

 

2020/10/22 3075レ EF64 1028

2020/10/22 3075レ EF64 1028[愛]

Nikon D7200 Ai AF VR Zoom-Nikkor ED 80-400mm F4.5-5.6D 1/1250 F8 ISO2500 

 

2020/10/26 列番不明 EF210-6

2020/10/26 列番不明 EF210-6[岡]

Nikon D7200 Ai AF VR Zoom-Nikkor ED 80-400mm F4.5-5.6D 1/2000 F8 ISO2000 

 

2020/10/26 3075レ EF64 1025

2020/10/26 3075レ EF64 1025[愛]

Nikon D7200 Ai AF VR Zoom-Nikkor ED 80-400mm F4.5-5.6D 1/1600 F8 ISO800 

113系1000番台横須賀線の製作⑤

日曜日は乾燥した晴れでしたので、絶好の塗装日和という事で塗装の1回目を行いました。

まずは朝一番に金属部分と台車にMr.メタルプライマー改を塗布。DT21は1組だけJR東海用の灰色が手持ちにあったので1両だけ色を塗るとちょっと変な感じになってしまうことから、色調を合わせるために黒の台車も全て塗装することにしました。軟質プラは塗料の食いつきが悪いのでプライマーは必須ですので、正面パーツ・屋根配管と一緒にプライマーを吹いておきました。

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プライマーが充分乾いたら今度は傷消しと隙間チェックのためにサーフェイサーを吹きます。割り箸にスポンジを付けて猫の爪とぎに挿して缶スプレータイプのサーフェイサーをサッと何回かに分けて吹きます。

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空気が乾燥しているのですぐに乾いて楽ですね。乾いたら状態を確認します。前面と側面の継ぎ目は精度が悪く接着に非常に苦労しましたが、サーフェイサーで隙間がないことを確認し一安心。手間を掛けただけの事はあります。屋根上配管も有り合わせのモノで作ったので出来栄えはこんなもんじゃないでしょうか。

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サーフェイサーを吹くまでで終わらせようと思ったのですが、夕方に2時間ほど空き時間ができたので続いてエアブラシの作業をできるところまで行うことにしました。まずクリーム色1号をエアブラシで吹きます。薄い色なので薄めに溶いて何度も重ねて吹きます。エアブラシは缶スプレーと違って吐出量も非常に少なく塗膜が薄いので吹くというより乗せていくというようなイメージで重ねていくと上手くいく感じです。結構近づけてもタレにくいので缶スプレーよりも楽に吹けますね。クリーム一色だと昔の東武の電車みたいですな(笑)

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クリーム色1号を吹いた後、乾燥している間に艶消し黒を床板と床下機器に吹いておきます。ちょうど吹き終わったところで塗料切れになり危ないところでした。こういった基本色は事務キチに行って補充しておかないと。

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ここまで行ったら時間切れとなってしまいました。エアブラシもちょっと調子がイマイチになってきたのでそろそろ分解清掃しないと駄目かな。窓周りのマスキングと青15号の塗装はまた次回。

113系1000番台横須賀線の製作④

車体の修整は終わったので、前面パーツの取り付けにかかりました。

113系1000番台の所謂冷房準備車に当たるクハ111-1026〜1063,1340〜1377のグループは、外観はユニット窓になり前照灯もシールドビームになるなどの大きな変化をしていますが、内部の構体構造は従来のままで前面強化構造になっていませんでした。そのため、1992年に成田線久住〜滑河の大菅踏切で過積載のダンプカーに衝突した際に前面が大破し運転士が死亡するという痛ましい事故が発生してしまいました。安全対策としてJR東日本では113系165系などの前面強化構造になっていない車両の前面を強化する改造が行われ、なかなかイカツイ顔に変化しました。

これを模型で再現するトレジャータウン TTP215-05「113/455系鉄仮面・キハ40手すりセット」で前面強化します。前面窓下の手摺りも台座があり通常タイプと異なるので全て削り落とした後に取り付けます。ステップも従来のものと異なり、衝突時の乗り上げ防止のためにアンチクライマーが装備されているのでこれも再現すべく加工しました。セットに付属しているテンプレートでφ0.3mmの穴を8個開けて4枚のアンチクライマーを取り付けます。

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また、113系1000番台のクハにはKE76ジャンパ栓が追加されてジャンパ栓が3つ装備されている特徴があるため、それもトレジャータウン TTP107L「113-1000系ジャンパー栓」を装着します。ジャンパ栓側はアンチクライマーは無くステップ1枚だけ取り付けます。ジャンパ栓はφ0.8mmの穴を開けて取り付けますが、別に塗装して取り付けるのでこの時点では穴だけ開けて合い具合をチェックするだけにしておきます。取り付けは塗装後に行います。

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さらにモハ112の屋根上の配管も作り直します。プラのモールドだと立体感が乏しいので、0.3mmの銅線で配管を再現します。これが結構見た目の効果があるんですよね。手間が掛かってもこれはやったほうが良いと思います。

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金属部品のプライマーの在庫が無いので今日の作業はここまでです。