113系1000番台横須賀線付属編成の製作①

不良在庫として持っていた古いカトー製のクハ111-1500、何か良い活用法が無いか考えていたのですが、既にある11両編成に増結する付属編成を作るのが一番良いんじゃ無いかと思い約1年の放置の後、作り始めることにしました。

カトー旧製品のクハ111-1500はトイレ付きがモデルとなっていて、実車では2両しか存在しないレア物でしたが、トイレ付きクハ111-1500(東京向き)が組成された大船電車区付属編成というのは存在せず、クハ111-1600(久里浜向き)であればY67編成のクハ111-1604が該当するようです。床下のコンプレッサー有無程度の差程度でどうせバラすなら久里浜向きの1600番台にしてしまいましょう。このY67編成の残りの3両は1000'番台で以下の組成となっていました。

←東京 クハ111-1088 - モハ113-1181 - モハ112-1181 - クハ111-1604 久里浜

という事で今回も1000'番台はGMキットで製作していきましょう。

 

最初にクハ111-1604の加工を始めます。見ての通りカトー初期車なのでライトが大目玉の様にバカでかくベンチレーターも一体成形なのでこれらの部分の造形を作り直すことにします。1500番台のライトはかなり高い位置に付いた特徴的な顔つきを表現しないと。

ランナーでライトを埋めてしまいます。その他のディティールも付け直すのでみんな削ってしまいましょう。

次にパーツを取り付けていきます。シールドビームとテールライトは銀河モデル、手摺と幌枠と渡板はトレジャータウン、タイフォン3Dプリンターで自作です。ライトの位置は通常の113系クハよりも高い位置に付けて間延びした顔にします。途中経過を撮っていなかったのでサフを吹いた状態で。

続いてクリーム色1号を吹きます。

マスキングを施した後、青15号を吹きます。

マスキングを剥がしたらこんな感じです。あとは細かい修正をします。

屋根はベンチレーターを別体化して無線アンテナと信号炎管を取り付けます。クーラーとベンチレーターはねずみ色1号、屋根板は軍艦色(2)を吹きました。あとはインレタで車体表記をつけます。これは以前作った特注インレタの余りを使いました。

これで1両完成しました。続いてGMキットで1000'番台の3両を作っていきましょう。