浜松からは名古屋エリアの電車になります。313系もロングシートから転換クロスシートになって快適ですね。浜松から豊橋まで乗車したのは大垣車両区所属の313系1100番台J6編成でした。
お菓子をボリボリ食べながら途中の新居町駅に停車中、何気なく新幹線の通過を見ていたら側面に金色の「S」マークが。何とN700S系の試運転でした。
急いでカメラを用意したのでダメかと思ったのですがさすがレスポンス重視設計ニコンの一眼だけあって撮影できました。カメラの起動・ピンが速いのは嬉しいですね。
豊橋からは快速で名古屋までかっ飛びです。乗車したのは313系0番台のトップナンバーY1編成でした。
大垣の313系運用はよく知らないのですが、快速全部が5000番台って訳でも無いんですね。蒲郡あたりまでは記憶があるのですが、結構ウトウトしちゃって所々記憶が無い部分が....乗り鉄するときは寝たら勿体ないので極力寝ないように頑張ってはいたんですが、歳のせいでしょうか。
10:30頃には名古屋に到着。茅ヶ崎から5時間位です。前回は豊橋から名鉄に乗ってしまったのですが、ずっと東海道本線で移動するのも良いもんですね。関西本線ホームに移動すると、大都会には似つかないワンマン仕様の313系1300番台の2両編成が停車中。こんな都会にも御殿場線のローカル列車と同じような車両が走っているのは違和感アリアリです。
名古屋から伊勢市までは快速「みえ」に乗車します。車両は爆走気動車のキハ75。相当アグレッシブな走りをするので楽しい車両なんですよね〜。
名古屋を出ると近鉄と並走する部分が多いのですが、近鉄は大手私鉄の大幹線という雰囲気に対し、JRの方は電車こそ走っているものの2両ワンマンや気動車が走る長閑なローカル線という感じで完全に勝負アリという感じですね。多分18きっぷじゃないと関西線は使わないと思います。近鉄のほうが全然便利ですから....
途中の桑名付近から非常にレアな車両と並走しました。
近鉄の電気検測車「はかるくん」です。この車両はドクターイエローと同じで近鉄線の電気系統を検測する車両で、たまたまこの日は名古屋線の検測で来ていたようです。標準軌区間だけではなく台車を交換して狭軌線まで入るので近鉄沿線に住んでいても滅多に遭遇することがありません。2編成あるドクターイエローより貴重かも知れませんね。N700Sといい、はかるくんといい、今回の乗り鉄は何度もレア物に遭遇できて非常にラッキーです。
関西本線→伊勢鉄道→紀勢本線と爆走気動車で移動中、特急「南紀」行き違いで停車した駅が面白いので一枚。
「あこぎ」という言葉の語源になった阿漕駅です。運転停車なので客扱いしなかったのですが、地名がとんでもない意味の言葉になるのも恐ろしいもんですね。
12:20頃に伊勢市駅へ到着。台風一過で非常に暑く33.6度。気動車の床下から熱風も吹いて体感温度はもっと高いような感じでした。
駅前は式年遷宮の時に綺麗にしているのですが、あちこちが白いデザインで統一されているため眩しくギラギラと日陰も無く真夏のような日差しで大変。
とりあえず昼食を食べに行きましょうか。やっぱり伊勢に来たらうどんだよね。