113系1000番台横須賀線の製作③

前回パテ盛りをして乾燥する事数日、しっかりとパテが乾いたので削り出しの作業開始です。

とにかくプラ成形の精度が悪いので、そのまま組んでも水平垂直はおろか、隙間が開きすぎて接着すらする事ができません。中間車はどうって事もないのですが、とにかく先頭車のオデコの修正が大変だ事....エコノミーキットという名前は「安い」という意味だけなんでしょうか。

クハ111の助手席側が1mm近く隙間が開いてしまうので、ドライヤーで温めながら修正しつつ瞬間接着剤で無理やりくっ付けて箱型にして、どうしても埋まらない隙間はパテで誤魔化します。屋根も変形しているので屋根板に合わせてオデコから脳天のあたりをヤスリで削ってなだらかに修正しました。加工作業上、雨樋はどうしても削らないと加工ができないので、止むを得ず助手席側の雨樋は削ってしまいヤスリで整形しました。後でプラ板から切り出して雨樋を復活させることとして、接着はなんとか終わりました。

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もう片側のクハ111は変形も綺麗に修正できたので雨樋を削り落とさないでも済みました。プラの継ぎ目で気になる部分は瞬間接着剤で埋めて、削って、埋めて、削って...のローテーション作業。なんとか形にする事ができました。

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中間車ですが、パンタ無しのモハ113はほぼそのままストレート組み、パンタ有りのモハ112は配管を削って銅線で配管をつけ直すことにして、サフを吹く前に穴開けを済ませました。

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今日の作業はここまで。前面パーツの取り付けとサーフェイサーは後日。