113系1000番台横須賀線付属編成の製作③

先頭車を組み上げた後に加工漏れを発見。この113系エコノミーキットはクハ車端部の窓配置が中間車と共通になっていてクロスシート窓が車端に寄っていないのです。(エラーなのか?)前回組み立てた113系東海道線の場合は切り継ぎ加工で車端部に寄せる加工を行いましたが、既に箱型に組んでいるため切り継ぐわけにもいかないので研削とプラ板貼り付けで窓位置を右に移動することにしました。

一旦ユニット窓枠を削り、左側にプラ板t1.0mmを貼り付け、右側を1mm程度削ります。

ユニット窓枠を復活させるため、t0.4mmプラ板を四角く貼り付けます。

他のモールド表現されているユニット窓枠と同じ高さになるまで削ります。

削り終わったら窓を仮にはめ込んで確認します。これで大丈夫そうですね。

続いておでこの修正とモハ112の配管を行います。GMエコノミーキットの前面パーツは唯一の難点というか、ちょっと屋根が浅いんですよね。ここをどう処理するかで印象が大きく変わってきます。そこでパテを使い若干盛り上げることで印象を変えてみましょう。屋上を見る機会が多い鉄道模型では屋根の配管はかなり効果的です。あまり上手ではないのですが、ここを頑張るとだいぶ印象が変わってくるんですよね。

続いて床板の製作。今回もカトーねじ止め用のDT21,TR62を使用するのでボルスタ部を加工します。高さ合わせでボルスタを若干削り、3mmのプラパイプを接着しておきます。今回は増結車ということで電動化はしないので3両ともトレーラーになります。先頭は基本11両編成に連結するのでTNカプラーを接着しておきます。クハにはトイレがあるので水タンクも忘れずに。

一通りの加工が終わったらプライマー・サーフェイサーを吹いて確認です。サフを吹くと立体感がでてワクワクしてきますよね。

サフを吹くと細かい継ぎ目などが確認できます。今回はクハのATC機器室部分の継ぎ目が若干残っていたようなので、溶きパテで埋めておきます。

これで加工の方は概ね完了です。続いて塗装に行ってみましょう。