113系東海道線の製作⑤

今回は塗装作業です。冬はカラッと晴れるので塗装には最適ですね。

下地のクレオサーフェイサー#1200を吹いた後、まずGM鉄道カラー(3)黄かん色を吹きます。調色はせずガイア薄め液で濃度を調整しただけで吹きました。黄色〜橙の系統の色は隠蔽力が弱いので、薄く3回位に分けて吹きます。

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黄かん色が乾いたらマスキングを行います。今回もタミヤのマスキングテープ5mm幅を使いました。緑になる部分は腰板は4.5mm・幕板は1mmになるように貼りました。一般塗装用のマスキングテープだと生地が分厚く硬いので凹凸で浮いてしまうことがありますが、このタミヤのテープは薄くしなやかで隙間まで綺麗に張り付いて非常に使いやすいですね。模型屋さんならどこでも置いてあり入手性が良いのも◎です。それでもドアの部分などが浮いてしまう事があるので、隙間が無いように爪楊枝でしっかりと押さえつけておきます。オレンジ色の車体に窓周りが黄色になると、修学旅行色みたいですね。155系も作ってみたくなりますな。

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続いてGM鉄道カラー(13)緑2号を吹きます。これは隠蔽力抜群なので、2回吹けば良いでしょう。ムラを起こさない様気をつけて吹きました。

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続いて屋根を軍艦色②で吹きます。国鉄の布屋根はこれくらい濃い方がいいみたいです。

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KATOの完成品の屋根は冷房装置が一体成形なので、冷房装置以外の部分にマスキングを行なってねずみ色1号を吹きます。このマスキングが非常に面倒なのですが、手を抜くと出来栄えに大きな差が出てしまうので慎重に行いました。

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ねずみ色1号が綺麗に吹けましたね。

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一通り塗装が終わったらドキドキのマスキング剥がしです。KATO完成品加工の方のクハ111-2000の方は問題ありませんでした。思わずニヤついちゃいますね(^^)

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GMキット切り継ぎの方のクハ111-0'はというと、塗り分けラインが若干滲んだところがありましたが、これくらいならリペアすれば修復できるのでまあ及第点でしょうか。ただマスキングを剥がした際に前面の幌枠も剥がれてしまったので手直しをしておきましょう。

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次回は細かい仕上げです。