113系1000番台横須賀線付属編成の製作⑤

せっかく3Dプリンターがあるので、今回は内装製作にもチャレンジしてみます。セミクロスシートの座席をモデリングして3Dプリンターで出力しました。ELEGOO MARS2でレジンはSK本舗の水洗いレジン(白)を使用しました。夏場なので温度は全然問題ありませんので、気楽に出力ができます。

ELEGOO純正よりも潰れることがなく綺麗に出力できていますね。再現したかった角形の手摺りもちゃんと出力できています。これは楽しいなぁ。

GMキットは床板に錘が付くため直接座席をつけることができないので、t1.0mmのプラ板で床板を作成します。切り欠きがあるのは配線と台車のねじ止めビスを逃がすためです。

床板に3Dプリンターで出力した座席を接着していきます。スチロール樹脂とUVレジンの接着はゴム系が無難です。窓との寸法を合わせながらセミクロスシートを貼り付けていきます。

運転席仕切り壁もプラ板で作成しておきます。このクハ111は基本的には中間に入る車両なのでライトの点灯加工は行いませんので、ライト配線はしていません。ATC車の通路みたいな部分が作りたかったんですよね。後で淡緑に塗っておきましょう。

室内全体に軍艦色(1)を吹いた後、座席はインディブルーを筆塗りしました。

座席の枠や乗務員室を淡緑に塗理、手摺りはタミヤエナメル塗料のフラットアルミを塗ります。全部塗り終わったところで床板に両面テープで貼り付けます。

車体を被せて確認します。レールに電気を流して室内灯点灯すると室内が見えてきますね〜。効果絶大です。国鉄型未更新車の青いシートが何とも言えない味がありますなぁ。

エコノミーキットの窓があまり平面性がないので仕方ないのですが、ここまで室内が見えれば合格かなぁ。

同様にモハユニットにも室内を製作して4両編成が完成しました。